【ガイドブログ】この季節、真鯛は絶対神経締めです!冬の真鯛の餅寿司!

1月、この頃から、真鯛にはしっかりと脂が乗ってきます。また、身の厚みも増してきます。

そしてこの季節、この真鯛を最も美味しく食べるには、ようやくお寿司の出番となります。鯛の「餅寿司」というのは、鯛の身の食感のことを指しています。

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まず前提として、釣り上げた真鯛は「神経締め」をしておきます。まるで餅のような食感とその身の旨味を味わうには必須の行程です。

神経締めの処理については、冬場以外関係ないように感じますが、特にこの季節では神経締めしているかどうかで、身の旨さと食感が全く違ってきます。

皆さんご存じの通り、神経締めをしておくと身の死後硬直を送らせることができます。帰宅後の台所では、ベナンベナンの柔らかい鯛の魚体を寿司用刺身にすることになるのですが、そのためこの季節はその身の厚みと脂で、少々捌きづらい感じになります。

ただし、食べるとその違いは歴然です。まさに魚体の「餅」。脂の旨味と餅のような歯ごたえで、最高の鯛寿司を頂けます。本当もっちもっちです。

世間一般では、「獲りたては新鮮でうまい!」とのこと。これは間違いないですが、死後硬直の歯ごたえがあるだけで、脂もアミノ酸も回ってないので、身の旨味はあまりありません。つまり、新鮮な魚は「旨い」は間違いです。

二、三日以上置いた方が、内臓の脂が身に周り、さらに身自体のアミノ酸が増えるので、獲りたてよりも絶対に美味しいです。

…しかし!

この季節の鯛は、神経締めした後その日の内に刺身ないしお寿司で頂くのが最も美味しい食べ方です。

身の旨味、食感ともに「あまーい、餅」です。再度!もっちもっちです。これに酢飯が加わるのですから、最強です!!

どうぞ、冬の鯛ラバゲームでゲットした鯛で、その日に寿司にして食べてみてください!

当ボートではその場ですぐにガイドが神経締め&血抜きいたしますので、お客様には最高の状態で鯛をお持ち帰り頂き、食卓では極上のお寿司が待っています!!

 

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