フィールドサーチ報告。本年最後の釣行にてタイラバ好調!
こんばんは、ファンクションです。12月30日、本年最後のフィールドサーチに行って参りました。
午前も陽が高くなってからの出船、お昼まで2時間ほどの釣行でした。
この日も快晴。前日のチャーター船ガイドでは惨敗の結果に終わり、自らその検証も兼ねてのサーチでした。
水温は13℃ジャスト。中潮満ち潮の中、前日同様のエリアでスタートしました。
魚探の様子は同様に好反応、潮も良い感じでした。ただ、風がほとんど無く、とにかく穏やかな海、気持ちの良い釣行日和でした。
釣行開始からポンポンポンと真鯛達が遊んでくれました。バイトの様子は、ガツガツではなく、『ガツンッ』と一発で入るものが多かったですね。
「なんで、このシチュエーションを前日体験してもらえなかったかなー」
今回のフィールドサーチでもまた見えてきた部分があり、お客様に釣って頂くにはどうすれば良いか良い勉強になったように思います。前日の惨敗と今回の経験が良い引き出しとなりました。
一つ、タイラバについては間違いなくシルエット小さめのものが良いですね。リトリーブ速度は基本的に関係ない感触です。超速引きでも、問題なくズドンとバイトしてきます。
これからの季節、こちらの海域では「鯛サビキ」が最盛期を迎えるように、鯛のベイトが変化します。鯛サビキの釣り方はエリア(鯛が食べている餌等)によって、仕掛けのカラーを対応してなければなりません。
タイラバでの釣りも同様に、ネクタイやスカートのシルエット、カラーもこれからの季節に合せる必要があります。そのヒントの一つとして、鯛のベイトとして「海苔」が増えてくることです。今、鯛のフンの中には、甲殻類ももちろん混ざっていますが、とにかく海苔を良く食べ始めていますね。
タイラバゲームの季節の変化としての目安は、表層水温が14℃を下回ってくる頃です。この頃から、カラーに関しては赤やオレンジ以外の方がGoodです。(グリパン、グリーン、ブラウン系がおすすめです。狙う水深やメインとなるベイト次第ですが…)
もちろん、前日も同様の釣りを展開したつもりだったのですが、喰いの気配はこの日全然違いましたね。短時間でしたが、終始高反応でした。
…一つ、要素として考えられるのは、フィールドにおける「風」ですね。前日は同様の満ち潮の中、「いやー」な西風が続いていました。結局、ボートの立て方に問題があり、もっと工夫が必要であったと思われます。ただし、フィールド条件が同じ日ということはあり得ないので、このあたりの勉強は一生続くのだと思います。
それら全てがオフショアガイド業のおもしろいところであり、自身がアングラーとしてもっと成長すべき理由でしょう。
乗船頂くお客様にも同様に、オフショアゲームを楽しんで頂きたい。何より、「釣って」頂きたいと思います。
この日とりあえず、個人的に2本だけキープさせて頂きました。ありがたく、お正月用の鯛(お造り用と塩焼き用)とさせて頂きます。
何より海の恵みに感謝。同時に、本年の活動を終わらせて頂きます。
旧年中、ご乗船頂いた全てのお客様、協力頂いた方々、スタッフの皆様に感謝いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。一緒にもっと素晴らしい、楽しい、カッコイイ釣りをしましょう!
それでは、ガキ使を見ながら年越しします!ありがとうございました!!